眠れない夜は

眠れない夜の対策

あなたの答え探しに寄り添う
心のもつれを紐解く
死別カウンセラー 石本 裕水香(ゆみか)です。

あなたは毎晩眠れていますか?

大切な人を亡くした後、ストレスから寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがありますね。

 

私も息子を亡くした後、なかなか眠ることができませんでした。

寝ている時に悪夢を見たことがあり、目をつぶるのさえ怖かった時もありました。

 

うとうとしたと思うと明け方になってしまうことがありました。

 

早朝、新聞配達のバイクの音を聞くと、きちんと眠れていなかったので、悲しい気持ちになりました。

息子がいた頃はさわやかだったはずの朝は重苦しい朝になってしまいました。

 

気持ちは眠りたいと思っているのにどうしても眠りにつくことができず、疲労困憊。

精神的にも肉体的にも限界だったので、心療内科で睡眠導入剤を処方してもらいました。薬を飲むことで眠りにつくことができましたが、しばらくすると薬なしでは眠ることができず、副作用に苦労しました。

「薬なしにぐっすり眠れたらどんなにいいだろう。。。」

快眠を得るために試行錯誤をしました。その中で簡単で役に立った方法をご紹介します。

まずは、眠るための準備です。

眠る2時間前くらいからテレビ、パソコン、携帯は極力見ないで、部屋の照明を暗くする工夫をします。

 

寝室は白熱灯などオレンジ色の光を使うのがおすすめです。

 

深呼吸して身体から力を抜きます。

ストレスによる緊張で呼吸が浅くなっていることが多いので、深い呼吸をすることで身体がリラックスしやすい状態になります。

温かい飲み物をゆっくり飲むとさらにリラックスできます。

 

私は蜂蜜入りの温かい豆乳を毎晩飲んでいます。

 

マグカップに無調整豆乳を注ぎ、蜂蜜を適量入れて電子レンジで1分くらい温めるだけです。あたためすぎると豆乳がカップからふきこぼれてしまうので気を付けてくださいね。ほっとする優しい味の飲み物です。

温めた豆乳

豆乳には、眠りを誘うホルモンを体内で合成するときに必要な「トリプトファン」というアミノ酸が豊富に含まれているそうです。

このトリプトファンはセロトニンという神経伝達物質の材料となって、睡眠と深くかかわるメラトニンの分泌を促す働きがあります。眠る前に豆乳飲むことで、眠りやすくなると言われています。

 

豆乳の代わりに温めた牛乳を飲むのもおすすめです。牛乳にも豆乳と同じ効果があります。ヨーロッパの国、ドイツやフィンランドなどでは、夜温めた牛乳を飲む習慣があるようですね。

蜂蜜はビタミンやミネラルが豊富に含まれていて殺菌作用や保湿効果もあります。美容と健康にいいので試してみてくださいね。

最後にどうしても眠れない時は無理に眠ろうとしなくても大丈夫です。

専門家によると、目を閉じてリラックスしているだけでも睡眠と同じ効果が得られるそうです。眠れない時はベッドに横になるだけでも良いと心に留めておいてください。

心から応援しています。

 

 

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