大切な人を失った後の夏の過ごし方

あなたの答え探しに寄り添う
心のもつれを紐解く
死別カウンセラー 石本 裕水香(ゆみか)です。

世間一般の人が楽しそうにしている休暇の前は

遺族にとっては試練の時になります。

 

「今年の夏休みの計画は?」

 

「どこに行くの?」

 

 

こんな会話が聞こえると疎外感を感じたりします。

 

大切な人を亡くすと一瞬で世界が変わります。

それまで楽しかったことが急に色あせて見えます。

 

息子を亡くしたつらさを忘れるために

仕事をたくさん入れていたので、

休暇中は凹んでいました。

 

以前は意識しなかったのですが、

仲睦まじい親子の姿を見ると

自分の境遇と比べて羨ましいと思うこともありました。

 

「なぜ、あの子が?」

「どうして私だけ?」

 

まるで、出口の見えない迷路に陥ったような気分になりました。

 

心のザワザワを鎮める対策として

自分のやりたいことを中心に

無理のない夏のプランを立ててみませんか。

例えば、

  • 読みたかった本を読む。
  • 長いお散歩をする。
  • 行きたかったカフェでお茶をする。
  • 特別な映画を見る。

突然、フラッシュバックで記憶がよみがえってきたり

辛いことも沢山あると思います。

無理のない範囲で、楽しい予定を入れて夏を乗り切りましょうね。

あなたを心から応援しています。

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