あなたの答え探しに寄り添う
心のもつれを紐解く
死別カウンセラー 石本 裕水香(ゆみか)です。
大切な人を亡くすということは、一緒に過ごすはずだった「未来」も失ってしまうのではないでしょうか。
あなたはこんなことを考えていませんか。
旅行に行こうと思っていたのに。
美味しい物を食べに行こうと思っていたのに。
余生を楽しむはずだった。
計画していた未来が失われてしまうと、恐ろしい不安に駆られます。
特に、いつも一緒にいた大切な人が突然帰らぬ人になってしまった場合、深刻な不安に駆られるのではないでしょうか。
経済的な不安もあることでしょう。
突然息子を亡くした後、私も不安に苦しみました。
私は息子が成人になり、幸せになる姿を私は見届けるはずでした。
精神的に不安定になった私は職場で探していた書類が見つからないだけでも、心臓がドキドキして手が震えることがありました。冷や汗をかいたり、叫び出しそうになる気持ちを抑えるのがやっとでした。
これはストレスによって交感神経のスイッチが入り、身体が闘争モードに入るための変化のようです。
大きなストレスを抱えている時は心と身体が緊張しています。リラックスさせることを始めましょう。
不安な時に、たった3分でリラックスできる呼吸法をご紹介しますね。
- イスにゆったりと座り、背筋を伸ばします。足をしっかり床につけてください。
- 目をつぶって、鼻からゆっくり息を吸います。空気が鼻から入り、肺が徐々に膨らんでいく流れに意識を向けます。
- 一つ、二つ、三つ、ゆっくりと数字を3まで数えてみてください。
- 今、背負っているつらい事、過去、未来、家族、仕事などはいったん手放します。
- 口からなるべく長く息を吐きます。ゆっくりと息を吐き切ってください。
- 息を吐き出す時に、自分の中にある不安もつらい気持ちも全部吐き出すつもりでトライしてみてください。
これをゆっくり5回繰り返しましょう。
交感神経からゆっくりモードの副交感神経にスイッチが入り、心が落ち着いてきます。不安になった時は試してみてくださいね。
あなたを心から応援しています。
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